『雨の日は、一回休み』 PHP研究所
発売:2021年06月11日 価格:1,760円(税込)
発売:2021年06月11日 価格:1,760円(税込)
留まることなく流れ、変化し続ける「時代」から、なにかと取り残されがちなのが「おじさん」という存在。若かりし日の情熱はとうに失い、家族からも会社の部下からも疎まれ、先行きも不確か……そんな戸惑い世代のおじさんたちの心情を、さまざまな雨模様になぞらえて描いた連作短編集。男性からは共感を、女性からは「あるある!」を得ること間違いなし⁉
【著者プロフィール】
1977年、和歌山県生まれ。2008年に『虫のいどころ』(「男と女の腹の蟲」より改題)で「第88回オール讀物新人賞」を受賞し、翌年に同作を収録した『コイカツ―恋活 Love hunting』を発表。現代小説のほか、『居酒屋ぜんや』シリーズなど時代小説でも活躍。近著に『江戸彩り見立て帖 色にいでにけり』など。
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