話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。
マドリード・オープンの男子シングルスで、カルロス・アルカラス選手が大会史上最年少で優勝し、話題になっています。学校の部活動やレジャーなどでテニスをしたことがあるという方も多いかと思いますが、小説でもテニスは、さまざまな形で描かれています。
今回は、テニスを題材にした、おすすめの小説をご紹介します。
テニスを題材にした3冊のおすすめ小説
1冊目は、朽木祥の『オン・ザ・ライン』です。
本作は、体育会系でありながらも文学少年という面も持つ高校生の主人公が、テニス部に入部するが、ある出来事をきっかけに自分を見つめ直す青春小説です。
2012年には、青少年読書感想文全国コンクールで課題図書にも選ばれました。
2冊目は、福田隆浩の『熱風』です。
本作は、それぞれが障害と病気を抱える中学2年生の2人が、テニスでダブルスを組んで闘っていく物語です。
第48回講談社児童文学新人賞佳作を受賞しました。
最後にご紹介するのは、川上健一の『宇宙のウィンブルドン』です。
本作は、高校生の主人公が、ウィンブルドン優勝を目標に、サーブだけで世界の一流テニス選手たちに挑んでいくお話です。
フィクションならではの、ちょっと現実から飛躍したテニスのストーリーを楽しんでみませんか。
小説のなかでも、テニスを楽しんでみてはいかがでしょう。