話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

2月4日〜20日に、2022年北京オリンピックが行われました。さまざまな競技が話題を集めましたが、フィギュアスケートも大きく注目された競技のひとつです。

今回は、北京オリンピックでも注目を集めた、フィギュアスケートを題材にした小説をご紹介します。

フィギュアスケートを題材にしたおすすめ小説

1冊目は、小宮良之の『氷上のフェニックス』です。

本作は、7歳のときにフィギュアスケートを始めた主人公が、ライバルたちと競いながらオリンピックを目指す物語です。

スポーツライターであり、フィギュアスケート選手を取材してきた作者による選手の描写には、臨場感があります。

2冊目は、碧野圭の『スケートボーイズ』です。

本作では、ひさしぶりにフィギュアスケートを再開し、大学生活のラストに、全日本選手権を目標にフィギュアスケート部で練習に取り組む主人公と、選手を見つめる新聞記者が描かれます。

作者は、本作のほかにも、『銀盤のトレース』シリーズなど複数の作品でフィギュアスケートを描いています。

最後にご紹介するのは、雫井脩介の『銀色の絆』です。

本作は、名コーチのもとでフィギュアスケートに熱中する母親と娘の物語です。

選手の周りには、選手を取り巻く人々の物語も存在します。

小説のなかでも、フィギュアスケートを楽しんでみませんか。

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