今回は、ポプラ社から10月20日に出た『蛍と月の真ん中で』をご紹介したいなと思います。ロックバンドWEAVERのドラマー、河邉徹さんですね。

『蛍と月の真ん中で』(河邉徹著)

 長野が舞台なんですけど、(店内に)河邊さんが撮られた写真もあります。すごくきれいで、お上手ですよね。

 前作の『僕らは風に吹かれて』も、とってもよかったのですが、今回の『蛍と月の真ん中で』もよくて、

 毎回おもしろいことがわかりました(笑)

 河邊さんは毎回レベルが高くて、爽やかな小説。数ページ読んで「あ、これ絶対面白いやつ!」ってなることあるじゃないですか。それです、それです。

 このまま普通に終わるのかなと思いつつ、クライマックスはどうなるのかなというところで、出てくるんですよ、ちゃんと。私はそこで、わんわん泣いたんですけど、今回も素晴らしい作品を書いていただいて、ファンの方も、これから読む方もぜひ。

 河邊さんの色紙があります。あと、いまならサイン本があります(なくなり次第終了)。配送とか取り置きはできませんので、来ていただいて、ぜひよろしくお願いします。

今回取り上げた作品

『蛍と月の真ん中で』(河邉徹著)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=978-4-7631-3801-9&refHpStenhnbCode=93497

■ あらすじ

何者にもなれていない自分を、恥ずかしがらなくていい。

小さな地方都市で写真店を営んでいた父の影響で、カメラマンを目指すようになった匠海。父の死後、母との関係性が悪くなった匠海は、逃げるように東京の写真専門学校に入学する。しかし、待っていたのは、学費と生活費を稼ぐだけで精一杯の毎日。これを乗り越えれば、きっと夢に近づける――。そう信じ込み、なんとか自分を奮い立たせていた匠海だが、ある出来事をきっかけに、大学を1年休学することを決める。
実家にも帰れず、衝動的に向かった先は長野県・辰野市――かつて父が蛍の写真を撮影した場所だった。なんの計画もなく訪れた匠海を出迎えてくれたのは、父が愛した美しい景色。そして、それぞれの事情で辰野に移住してきた人、訳あって辰野を離れらない人との出会いが、彼の心を変えていく――。

明正堂書店

アトレ上野内 JR上野駅中央改札を出てみどりの窓口を右折

https://www.meishodo.co.jp/

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