『夜が明ける』(西加奈子) 新潮社
 発売:2021年10月20日 価格:2,035円(税込)

「アキ・マケライネンのことをあいつに教えたのは俺だ」――図体がでかいばかりの深沢暁を変えたその名前。そしてそれを教えた「俺」。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。2011年に発表され、本年長編アニメーション映画として公開された『漁港の肉子ちゃん』も記憶に新しい著者が描く、再生と救済の長編小説。

【著者プロフィール】

1977年、イラン・テヘラン生まれ。2004年に『あおい』でデビュー。2007年に『通天閣』で「第24回織田作之助賞」大賞を、2011年にはその活動で「咲くやこの花賞」を、2013年には『ふくわらい』で「第1回河合隼雄物語賞」をそれぞれ受賞。2015年『サラバ!』で「第152回直木賞」を受賞している。そのほかの著書に『きいろいゾウ』『うつくしい人』『まく子』『i』『おまじない』など。

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