『路地裏のウォンビン』(小野美由紀) U-NEXT
 発売:2021年07月21日 価格:1,650円(税込)

スラムで育ち、幼いころからスリで身を立てていたルゥとウォンビン。いつかこの生活から抜け出すことを願いつつも、生き延びるために汚れ仕事を避けることはできない。しかしとある出来事で2人は引き裂かれ、ルゥは引き取られた養父母の元で文化的な生活を与えられたのだが――。2019年の雑誌掲載及びWEB公開時から、「子供を産むために女が男を捕食する」という衝撃的なSF作品『ピュア』で注目をさらった著者による書き下ろし新作。

【著者プロフィール】

1985年、東京生まれ。大学卒業後、WEBや雑誌等でフリーライターとして活動。2015年にエッセイ集『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』を刊行。2018年に初の小説『メゾン刻の湯』を発表。その他の著書に『ピュア』『人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅 』など。

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