『カフネ』(阿部暁子) 講談社
 発売:2024年05月21日 価格:1,870円(税込)

法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。

【著者プロフィール】

1985年、岩手県出身。2008年に「第17回ロマン大賞」受賞作『屋上ボーイズ』(受賞時タイトル『いつまでも』)でデビュー。少女小説、ノベライズ等で活躍したのち、『鎌倉香房メモリーズ』シリーズで人気を集める。その他の著書に『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』『室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君』『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』『金環日蝕』、近著に『カラフル』などがある。

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