『教祖の作りかた』(真梨幸子) 幻冬舎
 発売:2024年05月22日 価格:1,980円(税込)

郊外のペンシルハウスに暮らす普通の主婦、小野寺色葉は夫と息子との3人暮らし。ある日引きこもりでゲーム実況YouTuberの息子に1千万の税金の督促状が届き――。家のローンもあり、夫は詐欺にあっている。そんなお金、払えるわけがない。そんな時、高校の同窓会で久しぶりにあった同級生とついつい不倫をしてしまう。そして弁護士の彼に「節税のために、宗教法人をやれば?」と持ちかけられ……。

【著者プロフィール】

1964年、宮崎県生まれ。2005年に『孤中症』で「第32回メフィスト賞」を受賞しデビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。その他の著書に『5人のジュンコ』『坂の上の赤い屋根』『縄紋』『聖女か悪女か』『フシギ』『まりも日記』『一九六一 東京ハウス』『シェア』『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』、近著に『ノストラダムス・エイジ』『4月1日のマイホーム』などがある。

(Visited 41 times, 1 visits today)