『ノマディアが残された』(王城夕紀) 中央公論新社
 発売:2024年08月20日 価格:2,200円(税込)

シリアの難民キャンプで謎の感染症が発生。バイオテロが疑われる中、キャンプを訪れていた同僚クイナが消えた。ビューログに残された「ノマディア」という謎の一語を手がかりに、外務省直轄の秘密組織「複製課」の面々が、クルディスタン、イスタンブール、ウィーン、スカンジナビアと導かれていく中、恐るべき殺戮計画が像を結び始め――。

【著者プロフィール】

1978年、神奈川県生まれ。2014年に「天の眷属」で「第10回C★NOVELS大賞」特別賞を受賞し、改題のうえ『天盆』でデビュー。その他の著書に『マレ・サカチのたったひとつの贈物』『青の数学』『青の数学 2 ユークリッド・エクスプローラー』がある。

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