『凍結事案捜査班 時の残像』 文藝春秋
発売:2024年12月04日 価格:913円(税込)
発売:2024年12月04日 価格:913円(税込)
妻を亡くし仕事への意欲を失いかけていた刑事・藤木は、「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属され、そこで出会った仲間と捜査を続けるうちに、刑事としての矜持を取り戻してきていた。そんななか、東京・西大井で無惨に腹を裂かれた遺体が発見される。その遺体の上半身にはなぜか血液が塗りたくられ、そばには林檎がひとつ置かれていた。まるで何かのメッセージのように……。捜査を進めるうちに、13年前の未解決事件の重要参考人がこの被害者とかかわっていたことが明らかになったところで、事件が大きく動き始める。藤木たちがたどり着いた運命に翻弄された男たちの悲しすぎる事件の真相とは!
【著者プロフィール】
1965年、千葉県生まれ。2006年に「第16回鮎川哲也賞」受賞作の『ヴェサリウスの柩』でデビュー。「警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「警視庁文書捜査官」シリーズや、『擬態の殻 刑事・一條聡士』『無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿』『結事案捜査班 時の呪縛』『殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル』など多数の著作を持つ。
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