はい、今日はですね、
こないだ創刊された「二見ホラー×ミステリ文庫」から。
二見書房が、ホラーとミステリの文庫を作ったようです。
私はもともとホラーは得意な方なんですけど、
いまホラーがアツいんじゃないかな。私が勝手に思ってるだけなんだけど。
そのなかでも、最東さんの『ふたりかくれんぼ』。
『ふたりかくれんぼ』(最東対地著)
最東さんは、”どんぶりさん”(『夜葬』)のデビューから、
ずっと応援していますけど、これも読みました。
ミステリー要素が結構強くて、気持ちわるいところは、もちろん最東さんの得意なところなんで、そこは無茶苦茶おもしろいんですけど、
”なんでこういうことになっているのかな”というところが、すごくおもしろかったです。
ぜひ読んでいただきたいなと思います。
夢中で読みました。
夢中で読んだといえば、
新刊じゃないんですけど、篠たまきさんの『氷室の華』。
これもホラーですね。
『氷室の華』(篠たまき著)
みんなちょっとずつズレていく、おかしな感じなんですけど、
龍一さんという人が美形でカッコよくて、
お祖父さんも美形でカッコいいです。
耽美な雰囲気が強くて、すごくおもしろかったです。
ホラーにありがちな要素は、全部入っています。
ホラーの定番、いろいろあるんですよ。ナタとか出てきたりね。
ホラーには、ナタが出てくるんです。
あと、廃墟、お年寄りとか出てくるんですけど、
それらがぶっこんであります。
耽美な怪しげな感じ、きれいなものって逆に恐いじゃないですか。
少しずつ狂っていく怪しいところ、すごくおもしろかったです。
うち(明正堂)には、たぶん棚にないと思うので、私が買ってしまったので。あるところで買っていただければいいなと思います。
今日はこんな感じで。
ばいばい~
今回取り上げた作品
『ふたりかくれんぼ』(最東対地著)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=978-4-576-21110-7&refHpStenhnbCode=93497
『氷室の華』(篠たまき著)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=978-4-02-264960-7&refHpStenhnbCode=93497
明正堂書店
アトレ上野内 JR上野駅中央改札を出てみどりの窓口を右折