『女子大小路の名探偵』(秦建日子) 河出書房新社
 発売:2021年09月14日 価格:1,595円(税込)

あまり客の来ないバーでバーテンダーのバイトをしている大夏(だいき)。⾒栄っ張りで⼥の⼦に職業を尋ねられれば探偵だと答えているが、実際はキャバ嬢に頼まれて猫を探したことがあるだけ。そんな大夏が児童相談所に勤める加納秋穂を好きになり、彼⼥とともに「⼩学⽣⼥⼦連続殺⼈事件」の真相を追うことになり……。日本のど真ん中に位置する、スーパー・カオスな歓楽街・名古屋市中区栄四丁目=通称・女子大小路を舞台に、ちょっと女にだらしない貧乏私立探偵の弟と、岐阜・柳ヶ瀬のナンバーワン・ホステスである姉が、幼い子どもを狙う卑劣な連続犯罪に立ち向かう痛快ミステリ!

【著者プロフィール】

1968年、東京都出身。会社員として勤務の傍らつかこうへい氏に師事し、戯曲家・演出家として活動。1997年からは専業作家として活動し、『HERO』『救命病棟24時』などのドラマ脚本や、ドラマディレクター、映画監督へと活動の幅を広げている。2004年に『推理小説』で小説家デビュー。同作は『アンフェア』のタイトルで連続ドラマ化され、続刊も含めた「雪平夏見シリーズ」は3度の映画化も果たす大ヒットシリーズとなった。その他の著書に『ダーティ・ママ!』『らん』『殺人初心者』『KUHANA!』『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』など。

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