『ルーティーンズ』(長嶋有) 講談社
 発売:2021年11月09日 価格:1,650円(税込)

2020年春、緊急事態宣言で娘の通う保育園が休園になった。あらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。作家の夫と漫画家の妻は、交替で育児をしながら非常時の日常を歩きはじめる――。コロナ禍でも止まることができない日々の生活。そんななかでも生まれ出るかけがえのないものを描いた家族小説「ルーティーンズ」と、「願いのコリブリ、ロレックス」を収録した著者デビュー20周年を記念する作品集。

【著者プロフィール】

1972年、埼玉県生まれ。2001年に「第92回文學界新人賞」を受賞し、受賞作『サイドカーに犬』で翌年デビュー。2002年『猛スピードで母は』で「第126回芥川賞」を受賞。2007年には『夕子ちゃんの近道』で「第1回大江健三郎賞」、2016年『三の隣は五号室』で「第52回谷崎潤一郎賞}も受賞している。その他の著書に『佐渡の三人』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』『今も未来も変わらない』など。

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