『黄色い家』 中央公論新社
発売:2023年02月20日 価格:2,090円(税込)
発売:2023年02月20日 価格:2,090円(税込)
ネットニュースで見つけた名前が蘇らせた、20年前の記憶――17歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。
【著者プロフィール】
1976年、大阪府生まれ。2007年に『わたくし率 イン 歯ー、または世界』を発表。同作で「第137回芥川賞」候補となり、同年「第1回早稲田大学坪内逍遙大賞」奨励賞を受賞。2008年に『乳と卵』で「第138回芥川賞」を受賞。2009年には前年に発表した詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で「第14回中原中也賞」受賞。2010年に『ヘヴン』で「平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞」と「第20回紫式部文学賞」を受賞など、多数の受賞経験を持つ。その他の著書に『すべて真夜中の恋人たち』『水瓶』『ウィステリアと三人の女たち』『夏物語』、近著に『春のこわいもの』などがある。
(Visited 195 times, 1 visits today)
0