『むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。』(青柳碧人) 双葉社
 発売:2023年08月08日 価格:1,595円(税込)

9月に『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の実写映画世界配信を控えた著者の、「赤ずきん」シリーズと双璧をなす人気作、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。

【著者プロフィール】

1980年、千葉県生まれ。2009年に『浜村渚の計算ノート』で「第3回講談社Birth 小説部門」を受賞しデビュー。同作は11作(長編2冊を含む)続く人気シリーズとなっている。そのほか「雨乞い部っ!」シリーズ、「ヘンたて」シリーズ、「朧月市役所妖怪課」シリーズ、「玩具都市弁護士」シリーズ、「猫河原家の人びと」シリーズ、「霊視刑事夕雨子」シリーズ、「むかしむかし」シリーズ、「赤ずきん」シリーズなどの人気シリーズのほか、『二人の推理は夢見がち』『家庭教師は知っている』『悪魔のトリック』『未来を、11秒だけ』『天使のアイディア』、近著に『怪談青柳屋敷』『クワトロ・フォルマッジ』『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』『ナゾトキ・ジパング』などがある。

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