『再雇用警察官 七色の行方不明』(姉小路祐) 徳間書店
 発売:2023年08月08日 価格:946円(税込)

キャリアの晩年は家庭の事情で内勤に転じ、その実力を惜しまれていた熱血刑事・安治川信繁であったが、60歳の定年後も再雇用警官として大阪府警に残り、生活安全部消息対応室――行方不明人の捜査を通じてその背後に潜む大きな犯罪を解決に導いている。多数の人気シリーズを持つ著者の最新シリーズ最新作。殺人時効撤廃前に時効成立した事件の問題に直面し、キャリア警察官僚と対立する安治川(「反転の白」)など3作を収録!

【著者プロフィール】

1952年、京都府生まれ。1989年に『真実の合奏』で「第9回横溝正史賞」佳作を受賞しデビュー。弁護士・朝日岳之助を主人公とした同作がシリーズ化される一方、1991年には『動く不動産』で「第11回横溝正史賞」大賞を受賞。こちらも司法書士・石丸伸太を主人公に続編が発表される。そのほか「刑事長」シリーズ、「北白川晶子」シリーズ、「東京地検特捜部」シリーズ、「非法弁護士」シリーズ、「庭師・松原桜子」シリーズ、「警視庁サンズイ別動班」シリーズ、「署長刑事」シリーズ、「七曲風馬」シリーズ、「岬剣一郎」シリーズなど多数の人気作品を生み出し、2時間ドラマを中心に多数のメディアミックスが行われている。

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