『侵略少女 EXIL girls』(古野まほろ) 光文社
 発売:2022年10月19日 価格:2,860円(税込)

瀬戸内の孤島にある「桜瀬女子高校」は今夜、伝統ある「卒業夜祭」の儀式を迎えていた。真夜中の篝火と桜花の中、ひとり、またひとりと灯を掲げ校舎を離れゆく卒業生。だが校長と政府以外誰も知らない。卒業生のうち選ばれた7人の少女だけが今夜、滅びゆく日本を、世界をそしてヒトを救う「侵略者」となることを――。著者が「戦う少女本格」連作と名付ける、総伏線主義の正統派ロジック本格、至極の最終章。

【著者プロフィール】

2007年に、「第35回メフィスト賞」受賞作『天帝のはしたなき果実』でデビュー。同作からはじまる「天帝」シリーズ、「探偵小説」シリーズ(文庫化に際し「陰陽少女」と改題)、「外田警部」シリーズ、「臨床真実士ユイカ」シリーズ、「R.E.D. 警察庁特殊防犯対策官室」シリーズ、「オニキス―公爵令嬢刑事 西有栖宮綾子―」シリーズほか多数の人気シリーズを持つ。その他の著作に『その孤島の名は、虚』『禁じられたジュリエット』『女警』『終末少女 AXIA girls』『時を壊した彼女 7月7日は7度ある』『老警』、近著に『征服少女 AXIS girls』『叶うならば殺してほしい ハイイロノツバサ』などがある。

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