『森が呼ぶ』(宇津木健太郎) 竹書房
 発売:2021年07月15日 価格:1,650円(税込)

出版社の小説大賞に送られてきた応募作品。それは失踪した昆虫学専攻の女子大学院生から著者・宇津木氏の元に送られてきた“奇怪な手記”だった。そこには親友の身を案じ、土着の宗教が根づく山村・犬啼村を訪ねた「私」が知ってしまった恐るべき秘密が――。「所在不明の送り手が遺した作品」という、ファウンド・フッテージの手法を用いた意欲的なホラー小説。

【著者プロフィール】

埼玉県出身。公募文芸賞応募や小説投稿サイトでの作品公開を経て、2020年に「第2回最恐小説大賞」を受賞。受賞作である本作でデビュー。

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