『不適切にもほどがある!』(宮藤官九郎) KADOKAWA
 発売:2024年04月02日 価格:2090円(税込)

ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップしてしまう、中学校の体育教師・小川市郎。コンプライアンス意識の低い“昭和のおじさん”の市郎が、令和ではギリギリ“不適切”言動を繰り返しつつ、その極論がコンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくことに。――そんな“意識低い系タイムスリップコメディ”として、この冬話題を集めた、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ『不適切にもほどがある!』が、早くもシナリオ集として書籍化されました!

昭和から令和へ、時代は変わっても、親が子を想う気持ち、子が親を疎ましく想う気持ち、誰かを愛する気持ちという変わらないものもある。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディでもあった本作。80年代ポップカルチャーのフレーバーも随所に散りばめられた傑作ドラマを、今度は読んで楽しんでみてはいかがでしょうか?

『季節のない街 シナリオ』(宮藤官九郎) KADOKAWA
 発売:2024年04月05日 価格:2090円(税込)

さらに宮藤官九郎脚本作品としてもう一作、シナリオ集が発売されます! それがこの『季節のない街 シナリオ』です。

このドラマは、宮藤さんが長年温めてきた、山本周五郎が1962年に発表した『季節のない街』の映像化作品。1970年には、黒澤明監督が初のオールカラー『どですかでん』として映画化した同作を、舞台を現代に置き換え、12年前の“ナニ”で被災した人たちが身を寄せる仮設住宅で繰り広げられる、青春群像エンタテインメントとして蘇らせたのです!

昨年夏、「ディズニープラス」で配信が始まったこのドラマは、この4月5日(金)24時42分よりテレビ東京系で地上波放送も決定しています。こちらはシナリオ片手に、ドラマを追いかけてみるのも一興かもしれませんね。

【著者プロフィール】

1970年、宮城県出身。脚本家、映画監督、構成作家、俳優。1991年より劇団「大人計画」に参加。劇団での作・演出を務めたのち、映像作品の脚本へも進出。2000年の『池袋ウエストゲートパーク』、2002年の『木更津キャッツアイ』で注目を集める。そのほか『NHK連続テレビ小説 あまちゃん』『ごめんね青春!』『ゆとりですがなにか』『NHK大河ドラマ いだてん~東京オリムピック噺』『俺の家の話』などのドラマや、多数の映画作品を手掛ける。

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