『小説すずめの戸締まり』(新海誠) KADOKAWA
 発売:2022年08月24日 価格:748円(税込)

九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女、岩戸鈴芽。ある日の登校中、美しい青年とすれ違った鈴芽は、「扉を探してるんだ」という彼を追って、山中の廃墟へと辿りつく。しかしそこにあったのは、崩壊から取り残されたように、ぽつんとたたずむ古ぼけた白い扉だけ。何かに引き寄せられるように、鈴芽はその扉に手を伸ばすが……。11月公開予定の新海誠監督最新劇場用アニメ『すずめの戸締まり』。公開に先駆けて、監督自らが執筆した原作小説が登場。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。

【著者プロフィール】

1973年、長野県生まれ。アニメーション監督。2002年にほぼひとりで制作した短編アニメーション『ほしのこえ』で注目を集め、以降『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』などを発表、国内外で数々の賞を受ける。2016年公開の映画『君の名は。』は社会現象となる大ヒットを記録した。自身が執筆を務めた監督作品の小説化『小説 秒速5センチメートル』『小説 言の葉の庭』が高く評価され、『小説 君の名は。』は170万部を超えるベストセラーとなった。2019年『天気の子』に続く最新作『すずめの戸締まり』が本年11月公開予定。

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