『バラバラ屋敷の怪談』(大島清昭) 東京創元社
 発売:2024年07月29日 価格:1,980円(税込)

8人の女性が犠牲になったバラバラ殺人の現場周辺で目撃される4体の幽霊の謎と、現場の屋敷で新たに発生した密室殺人を解き明す表題作ほか、博物館で目撃される少女の霊の来歴を探るうちに、思わぬ不可能犯罪に行き当たる「青いワンピースの怪談」など、民俗学のフィールドワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する4つの事件。

【著者プロフィール】

1982年、栃木県生まれ。2020年に「第17回ミステリーズ!新人賞」を受賞し、受賞作を表題とした『影踏亭の怪談』を2021年に刊行。その他の著書に『地羊鬼の孤独』『最恐の幽霊屋敷』がある。また作家としてデビューする以前から幽霊・妖怪についての研究者としても活動し、『現代幽霊論』『Jホラーの幽霊研究』などを発表している。

(Visited 25 times, 1 visits today)