『スメラミシング』(小川哲) 河出書房新社
 発売:2024年10月10日 価格:1,870円(税込)

SNS上のカリスマアカウント〈スメラミシング〉を崇拝する覚醒者たちの白昼のオフ会。参加した陰謀論ソムリエ〈タキムラ〉の願いとは?(「スメラミシング」)――宗教・信仰を様々な切り口で描き、壊れゆく世界の未来を問う最新作品集。神と人類の未来を問う、超ド級の絶品エンターテインメント全6編。

【著者プロフィール】

1986年、千葉県出身。2015年、「第3回ハヤカワSFコンテスト」大賞受賞作『ユートロニカのこちら側』でデビュー。2017年の『ゲームの王国』で「第38回日本SF大賞」及び「第31回山本周五郎賞」を受賞。2020年には『嘘と正典』収録の「魔術師」が中国にて「銀河賞」銀賞を獲得。2021年に雑誌掲載後、アンソロジー『異常論文』に収録された「SF作家の倒し方」が2022年に「第53回星雲賞日本短編部門」を受賞した。2022年発表の『地図と拳』は同年に「第13回山田風太郎賞」、翌2023年「第168回直木賞」を受賞している。同じく2022年発表の『君のクイズ』も、2023年に「第76回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)」を受賞した。近著に『君が手にするはずだった黄金について』がある。

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