『腹を割ったら血が出るだけさ』(住野よる) 双葉社
 発売:2022年07月27日 価格:1,650円(税込)

高校生の茜寧は、友達や恋人に囲まれ充実した日々を送っている。しかしそれは、「愛されたい」という感情に縛られ、偽りの自分を演じ続けるという苦しい毎日だった。ある日、茜寧は愛読する小説の登場人物、〈あい〉にそっくりな人と街で出逢い――。「愛されたい」に囚われた女子高生、ありのままを誇る美しい青年、自らのストーリーを作り続けるアイドル、他者の失敗を探し求める少年……いくつもの人生が交差して響き合う、極上の青春群像劇。

【著者プロフィール】

小説投稿サイトへの投稿作品が話題を集め、その書籍化となる『君の膵臓をたべたい』で2015年にデビュー。大ヒットを記録した同作は2016年「本屋大賞」で第2位に選出され、2017年に実写映画化、2018年にアニメ映画化も行われた。その他の著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』『この気持ちもいつか忘れる』「麦本三歩の好きなもの」シリーズなどがある。

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