話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。
3月13日〜27日まで、大相撲春場所が行われており、SNSなどでも話題になっています。日本に古来から存在する武道である相撲は、多くの人に親しまれており、小説にも素晴らしい作品がたくさんあります。
今回は、相撲を題材にした、おすすめの小説をご紹介します。
相撲を題材にした3冊のおすすめ小説
まずは、鈴村ふみの『櫓太鼓がきこえる』です。
本作は、高校を中退した主人公が、相撲部屋に呼出し見習いとして入門し、力士たちとの交流を通して、呼出しという仕事と自らについて考える物語です。
作者は、本作で第33回小説すばる新人賞を受賞して、小説家としてデビューしました。
2冊目は、飯嶋和一の『雷電本紀』です。
本作は、江戸天明期に実在した、「雷電」という伝説の力士の人生を描いたお話です。
時代考証にも力が入っていて、本作を読むと、江戸天明期という時代についても知ることが出来ます。
最後にご紹介するのは、周防正行の『シコふんじゃった。』です。
本作は、単位のために廃部寸前の相撲部に入部することになった、大学生の主人公の物語です。
作者は映画監督で、1992年に公開された、本木雅弘主演の同名映画の監督も務めました。
小説でも、相撲を取り巻くドラマを楽しんでみませんか。
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