『みとりねこ』(有川ひろ) 講談社
 発売:2021年08月11日 価格:1,705円(税込)

舞台化、ラジオドラマ化、映画化、数々のメディアミックスをされた有川ひろの大人気ロングセラー小説『旅猫リポート』の外伝を含む新作小説集『みとりねこ』(講談社)が8月11日に刊行されます。

『みとりねこ』は、いつも私たちのそばにいてくれる7編、7匹の猫たちを描いた短編集です。累計50万部突破の『旅猫リポート』の外伝2作「ハチジカン」「こぼれたび」に加え、書き下ろし短編「粉飾決算」も収録されます。装画は『コロボックル絵物語』以来の強力タッグ、前作の『旅猫リポート』でも装画を担当した村上勉氏。初版には、徒花スクモ(宮澤ひしを)さんによる描き下ろし漫画も封入されます!

【書籍内容】

猫の浩太は、一家の長男・浩美と生まれたときからずっと一緒。もう二十歳を超えるけど、年齢を感じさせないピカピカの毛並みがご自慢。いつも醤油にひたした肉球で、テーブルクロスにハンコをペタペタ。さて、念入りな肉球ハンコのわけは――?きっとあなたの宝物になる。猫とあなたの7つの物語。

〈収録作品〉ハチジカン/こぼれたび/猫の島/トムめ/シュレーディンガーの猫/粉飾決算/みとりねこ

【『旅猫リポート』とは?】

有川さんが2012年に発表した、人間の言葉を理解する猫・ナナと飼い主・宮脇悟の旅を描いたロードノベル。2013年に舞台化、2014年にラジオドラマ化、2018年には実写映画化されている。また小説版(単行本・文庫)のほかに、児童書版、小説装画の村上勉氏が手がけた絵本版も刊行されている。

【著者プロフィール】

高知県生まれ。2003年に「第10回電撃ゲーム小説大賞」を受賞し、翌年受賞作『塩の街 wish on my precious』でデビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊三部作」、「図書館戦争」シリーズ、「三匹のおっさん」シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『県庁おもてなし課』『空飛ぶ広報室』『だれもが知ってる小さな国』『アンマーとぼくら』など著書多数。2019年に「有川浩」より「有川ひろ」に改名、以降の著書に「倒れるときは前のめり」シリーズ、『イマジン?』がある。

※本稿は、下記のプレスリリースを参考に作成いたしました。
有川ひろ 最新小説集『みとりねこ』 刊行!『旅猫リポート』の外伝も収録。
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