『夜と跳ぶ Re:東京ゴールデン・エイジ』(額賀澪) PHP研究所
 発売:2024年12月20日 価格:1,980円(税込)

東京五輪の金メダリストでありながら、ストリートにこだわり競技から遠ざかったスケートボーダー・大和エイジと、謹慎中にエイジと出会い、彼の専属、通称「フィルマー」となった中年カメラマン・与野丈太郎のバディ・ストーリー第2弾。ロス五輪を目指して競技復帰を決意したエイジだったが、彼の前にパリ五輪金メダリストでエイジに敵対心を燃やす姫川真周が立ちふさがる。一方、行方不明のエイジの両親を探す丈太郎は、意外な人物が彼の父親と判明し、新たなトラブルに巻き込まれてしまう。そのうえ、エイジは自分の撮影のため丈太郎が名誉ある仕事を断った事実を知り葛藤。2人の間には亀裂が生まれはじめ……。

【著者プロフィール】

1990年、茨城県生まれ。2015年に「ウインドノーツ」で「第22回松本清張賞」、「ヒトリコ」で「第16回小学館文庫小説賞」を受賞し、それぞれ『屋上のウインドノーツ』『ヒトリコ』として同時発売の形でデビュー。主な著作に「タスキメシ」シリーズ、「転職の魔王様」シリーズ、『風は山から吹いている―Why climb mountains with me?』『世界の美しさを思い知れ』『弊社は買収されました!』『モノクロの夏に帰る』『ラベンダーとソプラノ』『青春をクビになって』『タスキ彼方』、近著に『サリエリはクラスメイトを二度殺す』『小説ふれる。』『夜と跳ぶ SHIBUYA STREET SKATER』『鳥人王 Athlete Comedian』などがある。

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