『嗤う淑女 二人』(中山七里) 実業之日本社
 発売:2021年09月06日 価格:1,760円(税込)

高級ホテル宴会場で17名が毒殺される事件が発生。犠牲者のひとり、国会議員・日坂浩一は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。防犯カメラの映像解析で、衝撃の事実が判明する。世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人と、新たな事件が続発! 犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されていた……。2015年の『嗤う淑女』から始まった、戦慄のダークヒロイン・ミステリ、衝撃の最新作!

【著者プロフィール】

1961年、岐阜県生まれ。2009年に「第8回『このミステリーがすごい!』大賞」を受賞し、翌年受賞作『さよならドビュッシー』でデビュー。作家デビュー10周年を迎えた2020年には、12か月連続での新作刊行を達成した。近著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『復讐の協奏曲』『境界線』『ラスプーチンの庭』『ヒポクラテスの悔恨』『能面検事の奮迅』など多数。

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