『闇の魔法学校』(ナオミ・ノヴィク) 静山社
 発売:2021年08月10日 価格:2,090円(税込)

舞台は、虚空の闇に浮かぶ巨大な魔法使い養成学校・スコロマンス魔法学院。入学した生徒は4年後に卒業の門をくぐる日まで、現実世界に戻ることはできない。ここには教師がいない。その代わり魔物たちが跋扈し、ときおり襲いかかってくる。カフェテリアに集う生徒たちのあいだに友情はない。あるのはサバイバルのみ。生徒たちは、生き延びるために日々魔物たちと戦い、生徒同士も争いあう。主人公の少女・ガラドリエルは、みずからに秘められた黒い魔法を恐れながらも、生き延びるために知恵をめぐらせ、仲間との交流を通して活路を見出していく。『ハリー・ポッター』シリーズをはじめファンタジー作品に定評を持つ静山社が贈る、新たなる学園サバイバル・ファンタジー登場。

【著者プロフィール】

1973年、ニューヨーク生まれ。2006年『テメレア戦記』シリーズが刊行開始され、翌年「ジョン・キャンベル新人賞」を受賞、「ヒューゴー賞 長編小説部門賞」にノミネートされる。2015年『ドラゴンの塔』を上梓。同作品は翌年の「ネビュラ賞 長編小説部門賞」を受賞。他に『銀をつむぐ者』などがある。この2作品のほか、『銀をつむぐ者』も邦訳されている。

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