『長い一日』(滝口悠生) 講談社
 発売:2021年06月30日 価格:2,475円(税込)

4年ぶりの長編小説となる本作は、講談社のPR誌で3年近く続けた連載の書籍化。小説家の夫とその妻を主人公に描かれる、日々の暮らしの中でふと抱く静かで深い感情、失って気づく愛着、交錯する記憶、そしてかけがえのない時間。読み切りエッセイ連載だったはずが、途中から小説になっていたというのも頷ける、日常の中のふとした気持ちが詰まった1冊だ。

【著者プロフィール】

1982年、東京都生まれ。2011年、「楽器」で「第43回新潮新人賞小説部門」を受賞しデビュー、同作を収録した『寝相』を2014年に刊行。2015年に『愛と人生』で「第37回野間文芸新人賞」を受賞。2016年には「死んでいない者」で「第146回芥川賞」を受賞。代表作に『ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス』など。

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