『逢魔が時三郎』(井川香四郎) コスミック出版
 発売:2021年08月11日 価格:726円(税込)

見習を終え、晴れて亡き父と同じく定町廻り同心となった大間徳三郎だったが、気が弱くまだまだ頼りない。そんな徳三郎を支えるのは、父に仕えていた岡っ引・文治だったが、“御面党”なる人殺し盗賊を追う最中に起きた爆破で姿を消してしまう。次の夜、張り込みをしていた徳三郎の前にふらりと文治が現れ、その助言のもと一番手柄を上げた徳三郎だったが、文治の姿は他の者には見えていないようで……? 異色の最強タッグが江戸の悪をあばく!

【著者プロフィール】

1957年、愛媛県生まれ。ドラマ『暴れん坊将軍』『八丁堀の七人』などの脚本も手掛ける。1998年に柴山隆司名義で発表した『露の五郎兵衛』で「小説CLUB新人賞」を受賞。NHKで『オトコマエ!』のタイトルで2度にわたる連続ドラマ化された「梟与力吟味帳」シリーズ、「くらがり同心裁許帳」シリーズなど多数の人気シリーズを持つ。近著に『番所医はちきん先生 休診録』『千年花嫁 京 神楽坂咲花堂』など。

(Visited 313 times, 1 visits today)