『神在月のこども』(四戸俊成、 芹沢政信) 講談社
 発売:2021年08月12日 価格:770円(税込)

1年前に母を亡くし、大好きだった「走ること」と向き合えなくなっていた少女・カンナ。彼女のもとを訪れた、神の使いを名乗るうさぎ・シロは、母が「韋駄天」という神様だったと告げた。シロから日本全国の「馳走」を集めて届けるという使命を受けて、カンナは再び走りだす。追いすがる鬼の子孫・夜叉とともに、森、街、山、海と神々の美しい座所をめぐりながら、日本で「神無月」とされる10月を、日本中の神々が集う「神在月」と呼ぶ出雲を目指して――本年秋公開予定のアニメーション映画ノベライズ。

【著者プロフィール】

四戸俊成/1980年、千葉県生まれ。cretica universal代表。10年以上にわたり映画・漫画・テーマパーク等様々な領域でコミュニケーションデザインを行う。『シンデレラ』『GODZILLA』などのプレミアイベントから、『リトルプリンス in とよた』『ひるね姫×くらしき』などのタイアップ、『TOYOTA ANIME CINEMA FESTIVAL』のスタートアップまでを統括。本作を企画・原案・原作し、コミュニケーションを監督している。
芹沢政信/群馬県出身。2013年に為三名義で「第9回MF文庫Jライトノベル新人賞」優秀賞を受賞し、『ストライプ・ザ・パンツァー』でデビュー。2019年、「講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞」に投稿した『絶対小説』にてリデビューを果たす。近著に『吾輩は歌って踊れる猫である』がある。

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