『機龍警察 白骨街道』(月村了衛) 早川書房
 発売:2021年08月18日 価格:2,090円(税込)

近未来の日本で、新型近接戦闘兵器(パワードスーツ)「龍機兵」を擁する警視庁特捜部と、それを操縦する3人の傭兵の活躍を描く大人気シリーズ第6弾。ミャンマーで確保された国外逃亡犯の身柄引取役を官邸から映じられた特捜部突入班。やむなくミャンマー入りした彼らを襲う数々の罠。沖津特捜部長は事案の背後に妖気とも称すべき何かを察知するが、それは特捜部を崩壊へと導くものだった……。現実の世界情勢をも呑み込み、フィクションがリアルをつき抜ける奇跡を感じるエンタテインメント作品。

【著者プロフィール】

1963年生まれ。2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。2012年にシリーズ2作目の『機龍警察 自爆条項』で「第33回日本SF大賞」、2013年に同3作目『機龍警察 暗黒市場』で「第34回吉川英治文学新人賞」、2015年に『コルトM1851残月』で「第17回大藪春彦賞」、『土漠の花』で「第68回日本推理作家協会賞」、2019年に『欺す衆生』で「第10回山田風太郎賞」をそれぞれ受賞。近著に『非弁護人』『悪の五輪』など。

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