『透明な螺旋』(東野圭吾) 文藝春秋
 発売:2021年09月03日 価格:1,815円(税込)

2度にわたるテレビシリーズ、同じく2度の映画化に加え新作映画制作(2022年公開予定)も発表され、著者の作品群のなかでも絶大な人気を誇る、天才的な頭脳で難事件と対峙する物理学者・湯川学を描く「ガリレオシリーズ」の最新長編が登場。房総沖で見つかった男性の銃殺遺体。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川を訪ねる。愛する人を守ることは罪なのか――ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。

【著者プロフィール】

1958年、大阪府生まれ。1985年に「第31回江戸川乱歩賞」を受賞し、受賞作『放課後』でデビュー。2006年に『容疑者Xの献身』で「第134回直木賞」を受賞。それを筆頭に、数多くの文学賞を受賞している。「ガリレオシリーズ」のほか、『新参者』として映像化された「加賀恭一郎シリーズ」、今秋最新映画公開予定の「マスカレードシリーズ」など多数の人気シリーズを持つ。そのほか『秘密』『白夜行』『流星の絆』『ナミヤ雑貨店の奇跡』『危険なビーナス』など映像化作品だけでも枚挙にいとまがない。近著に『白鳥とコウモリ』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』など。

(Visited 420 times, 1 visits today)