『派遣社員あすみの家計簿 2』(青木祐子) 小学館
 発売:2021年09月07日 価格:682円(税込)

元カレに騙され無職となってしまったアラサー女子・藤本あすみが、家計簿片手に倹約生活を送りながら、恋と仕事に奮闘する姿を描いた人気作の待望の続編。新たな恋人・豊加と付き合い始めて3か月が経ち、元カレの理空也と同棲していたマンション引き払ったあすみ。いざ新生活と思いきや、新居に洗濯機が入らずコインランドリー通いをする羽目に。そんな折、アメリカの大手銀行の倒産、悪性のインフルエンザも流行し、世界経済が急激に悪化。「七つ丸鉄鋼」の正社員採用の話が白紙になった豊加は、会社を辞めて無職になってしまう。一方、副業で「ムーバ-フード」の配達員を始めたあすみは、目標の洗濯機購入費用達成を前に、派遣の契約更新で時給を下げられショックを受ける。

【著者プロフィール】

1969年、長野県出身。「2002年度ノベル大賞」を受賞し、受賞作「ぼくのズーマー」でデビュー。2003年には初書籍(文庫)『ソード・ソウル ~遥かな白い城の姫~』を刊行。2005年から7年以上にわたって続いた「ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ」など、少女小説で数々の人気シリーズを発表。一般文芸でも2016年の『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』が大きな反響を集め、連続ドラマ化もされる大人気シリーズとなっている。近著に『レンタルフレンド』など。

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