『民王 シベリアの陰謀』(池井戸潤) KADOKAWA
 発売:2021年09月28日 価格:1,760円(税込)

内閣総理大臣とその息子の人格が入れ替わった!? そんな奇抜な設定で描かれ、連続ドラマ化もされた痛快政治エンタテインメント小説の、待望の第2弾が登場! 第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。マドンナと教授には共通点が……!? 泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!!

【著者プロフィール】

1963年、岐阜県生まれ。。1998年『果つる底なき』で「第44回江戸川乱歩賞」を受賞しデビュー。2010年『鉄の骨』で「第31回吉川英治文学新人賞」、2011年『下町ロケット』で「第145回直木賞」、2020年、「第2回野間出版文化賞」を受賞。ドラマ化された「半沢直樹」シリーズ、「花咲舞」シリーズなどで人気を博す。主な著書に『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『ようこそ、わが家へ』『アキラとあきら』『ノーサイド・ゲーム』など。

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