今回は、俳優 山田孝之さんの詩集を、S企画さんがご紹介!

『心に憧れた頭の男 朗読CD付き詩集』(山田孝之著)

 山田孝之さんが、雑誌「プラスアクト」で、 2008年より 13年間連載してきた詩が、10月20日、山田孝之さんの誕生日に発売したんです。

 当店(明正堂アトレ上野店)は応援店なので、通常版は黒のカバーなんですが、限定版のグレーのカバーも扱っておりますので、ぜひこちらもいかがでしょう。かっこいいです。

 こちらの本、作りがすごく凝っていまして、わざと読みにくく書かれていたりします。”ゆっくり読んでほしい”、”流して読むと大切なものを見落としてしまう”、というのがコンセプトにあるんですね。

 ですから、いまの店内(閉店後の暗闇)では、読めません(笑)。ぜひ明るいところで読んでください。

本人による朗読をぜひ聴いて

 おすすめは、蝉とコオロギの詩です。夏は蝉が出てきて、秋になると蝉が消えて、コオロギが出てくる。だけど冬になると、両方ともいなくなる。両方考えていく、ということが書かれています。

  山田孝之さん本人による朗読CDが付いています。私、聴いていて「おおっ!」となりました。ぜひ、みなさんも山田孝之さんの声で、聴いていただきたいです。

今回取り上げた作品

『心に憧れた頭の男 朗読CD付き詩集』(山田孝之/作・朗読)

https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refISBN=978-4-8470-7111-9&refHpStenhnbCode=93497

雑誌「プラスアクト」における人気隔月連載として注目を集めた「心に憧れた頭の男」。2008年より、俳優・山田孝之が詩を綴ってきた。そこには今まで知らなかった山田の視点が、価値観が、思考が、内面が記録されている。ベストセラーとなった初書き下ろし本『実録山田』から5年。まったく違う姿で現れる「山田孝之」を大いに楽しんでもらいたい。さらに、本著のためだけに新たに収録した山田自らが全79篇を朗読したCDも付き、二度と出来ないであろう永久保存版の「詩集」となっている。声にも定評がある山田。読んで聴いて、その世界にどっぷりと浸かってほしい。

明正堂書店

アトレ上野内 JR上野駅中央改札を出てみどりの窓口を右折

https://www.meishodo.co.jp/

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