話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

2021年のプロ野球シーズンも終盤に差し掛かっています。プロ野球シーズンの終盤は、引退する選手が発表される時期でもあります。今年、引退が発表された選手のなかには、「平成の怪物」として注目を集めた西武の松坂大輔選手や、「ハンカチ王子」の愛称で親しまれた日本ハムの斎藤佑樹選手などの人気選手もいます。

入団、移籍、引退など、プロ野球選手の人生には、さまざまなイベントがありますが、小説でも、野球を取り巻くさまざまな出来事に触れることが出来ます。

そこで今回は、野球にまつわる小説をご紹介したいと思います。

5冊のおすすめ野球小説

まずは、あさのあつこの『バッテリー』です。

本作は、映画化やアニメ化などもされた人気作品で、タイトルは聞いたことがあるという方も多いかと思います。

映画版やアニメ版は観たけれど、原作はまだ読んだことがないという方は、この機会に是非。

あさのあつこは、『バッテリー』のほかにも、『グラウンドの空』や『晩夏のプレイボール』など多くの野球小説を手がけているので、そちらもあわせて読んでみてください。

次は、重松清の『熱球』です。

本作は、高校野球の夢に敗れた38歳の主人公が、故郷でふたたび野球と向き合うというお話です。

プロ野球以外でも、野球にまつわるさまざまな物語があります。

最後にご紹介するのは、佐藤多佳子の『いつの空にも星が出ていた』です。

本作では、野球場を舞台に、観客席に集まるさまざまな人々の物語が描かれています。

野球にまつわる物語は、マウンドの外にもあるんですね。

小説のなかでも、野球に触れてみていただければと思います。

(Visited 220 times, 1 visits today)