占術家として活躍中のLUAさんをお迎えした今回のインタビュー。
ここからは10万部を超え、シリーズ化されたタロットカード占いの教則本3部作をはじめとする、これまで発表したご著書や執筆活動についてお話を伺いました。
おまけ編では、LUAさんが占いを監修している『占いちゃんは決めきれない!』についてです。
(聞き手:中村航、相良洋一)
『ステキチャンネル』では、LUAさんをゲストにお迎えした特別鼎談の動画を公開中です。特集記事とあわせて是非ご覧ください。
運命のハート・ソナー、発動!!
中村:実は我々3人は、この1年くらい一緒にお仕事をしているんですよね。
相良:そうですね、かれこれ1年になりますね。
中村:『占いちゃんは決めきれない!』というWEBコミック連載がありまして、僕が原作周り、相良さんがスーパーバイザーとなっているんですが、その占い監修をLUAさんにお願いしています。
相良:『ar(アール)』(主婦と生活社)という女性向けファッション誌でのWEB版で「ar web」連載されています。毎週更新中です。占いちゃんはたまに本編を離れて、「ar web」の中で毎月の運勢の出張診断をしてる回もありますね。
中村:占いがテーマのコミックなので、キモになる占いの部分は本当の占い師さんにしっかり監修していただこうということで、LUAさんにお声がけしました。11月からはLINEマンガでも配信がはじまっていますのでお気軽にご覧下さい。だいぶ話が進んでいますよ。
相良:もう50話以上になりますかね。
中村:相談者にはズバッとアドバイスするくせに自分自身には優柔不断な占い師の占井(うらない)マコちゃんが主人公なんですが、マコちゃんの恋愛もだいぶ進んじゃってますよ。これからの展開が楽しみです。
相良:マコちゃんとお客さんのやりとりも、LUAさんのご経験を盛り込んでいただいているんですよね。
LUA:そうですね。
相良:だから、マンガだけど生々しいリアル感もあると思います。
中村:マコちゃんの占いの館って六本木あたりにあるんですよ。それに、占いバーではないんですけど「オロロンカモメ」っていうバーが出てくるんですが、あれもLUAさんのお話を伺いながら、なんとなく生まれてきたんです。
LUA:へえ~。偶然かと思ってました。
中村:最初にLUAさんとお話しさせていただいたときに、監修として占いの診断内容を考えていただくのはもちろんとして、マンガなので占っているシーンも派手な見せ方をしたいってご相談したんですよね。そうしたら「運命のハート・ソナー」ってパワーワードも生まれて。こういうのを考えられちゃうところがクレイジーたる所以なんですかね?
LUA:「ハート・ソナー」自体はオリジナルスプレッドで、『いちばんていねいなタロット』の中でも紹介しているんですけど、まあ「無かったら作る」っていうのが私です。
中村:恋愛のことを占うときに、ハート型にカードを並べるんですよね。
LUA:そうですね。相性とか、ハート型が似合うテーマを占うときには。仕事についてでも、反りが合う・会わないみたいな悩みもあるでしょうし。嫁・姑もそれでいけるかなって(笑)。
相良:ああ、そうか。
中村:ハートで解決する、ってことですね。
LUA:ええ。
中村:でも「運命のハート・ソナー」っていうワードも、マンガ的にバッチリです。
相良:では『占いちゃんは決めきれない!』が長く続くことも祈念して、これからLUAさんに我々の運勢を占っていただきましょう。
中村:マコちゃんの中の人が(笑)。
相良:どうしたらより上手くいくか、考えがちじゃないですか。夜も眠れないくらいに(笑)。
LUA:はい、わかりました。
(占いの内容は動画で公開中です!)
■「er web」
https://ar-mag.jp/
■「占いちゃんは決めきれない!」公式サイト
https://www.uranaichan.net/
著者プロフィール
LUA
占術家
2004年、コンピュータ・グラフィックスのデザイナーを経て占術家に転身。東京・六本木でLUA’s BAR(占いバー)を営んでいたことも。月刊誌『MISTY』の連載で個性派占い師として注目され、2017年発売の著書『78枚で占う、いちばんていねいなタロット』(日本文芸社)は大ヒットベストセラーに。占いやおまじない、心理テストのほか、コラムや児童向けの怖い話などを執筆・監修している。蜘蛛好き。ホラー好き。東京都出身。大阪府在住。
占術:タロット、西洋占星術、ルーン、ダウジング、数秘術など