『彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会』(浅原ナオト) KADOKAWA
 発売:2021年11月20日 価格:836円(税込)

同性愛者であることを隠して生きる男子高校生と、そうとは知らずに彼を好きになってしまったBL好き女子の恋愛模様を描き、NHKでの連続ドラマ化やコミカライズ、また12月3日からは『彼女の好きなものは』のタイトルで実写映画の公開も予定されている話題作の、待望の続編。三浦紗枝との偽りの恋愛を終わらせ、大阪に転校した同性愛者の少年・安藤純は、クラスメイトの前でゲイであることをいきなりカミングアウトした。自らもゲイである五十嵐明良は、そんな純に苛立ちを覚える。一方、BLを楽しめなくなったことに悩む紗枝は、以前から仲の良かった高岡亮平から告白されるも返事に逡巡し、いまだ純への想いを消化できていない自分に気づく。やがて紗枝は大阪へ向かい、2人は再会するが……。

【著者プロフィール】

小説投稿サイト「カクヨム」に2016年10月より『彼女が好きなのはホモであって僕ではない』を投稿開始。2018年同作で書籍デビュー。同作は2019年に『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化され、話題となる。その他の著作に『御徒町カグヤナイツ』『今夜、もし僕が死ななければ』『#塚森祐太がログアウトしたら』など。

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