話題のトピックを紹介する「ナニヨモトレンド」のコーナーです。

さまざまな学校の受験の時期がやってきました。SNSなどにも、受験の話題が溢れています。今年受験をするという方のほかにも、受験の経験を持つ方は多いかと思います。

今回は、そんな身近な存在である受験を題材にした小説をご紹介します。

受験を題材にした3冊のおすすめ小説

まずは、和田秀樹の『受験のシンデレラ』です。

和田秀樹は、精神科医、映画監督など複数の顔を持っていますが、受験アドバイザーとしても知られ、受験についての造詣も深いです。

和田秀樹が監督した映画『受験のシンデレラ』を小説化したのが、本作です。

受験アドバイザーとしても知られる作者による小説というだけあって、ストーリーを楽しみながら、大学受験のテクニックも知ることが出来ます。

2冊目は、森絵都の『みかづき』です。

本作は、学習塾を舞台に、塾の経営に携わる親子三代のストーリーが描かれます。

2019年には、高橋一生永作博美の主演でTVドラマ化もされました。

受験生ではなく、学習塾の視点から見つめる受験の世界は、新鮮です。

最後にご紹介するのは、藤岡陽子の『金の角持つ子どもたち』です。

本作は、それまでしていたサッカーをやめて、難関中学受験に挑むことを決めた小学6年生の主人公のお話です。

小学校から大学院まで、人それぞれの受験にまつわるドラマがあります。

小説で、さまざまな形の受験を追体験してみてはいかがでしょう。

(Visited 242 times, 1 visits today)