『その午後、巨匠たちは、』 河出書房新社
発売:2022年02月15日 価格:1,760円(税込)
発売:2022年02月15日 価格:1,760円(税込)
町にふらりと現れて、空き家に棲み着いた、歳を取らない女・サイトウ。彼女が山の中に建てた神社が祀るのは、6人の巨匠画家――北斎、レンブラント、モネ、ダリ、ターナー、フリードリヒ。やがて町は、神様として現代に蘇った画家たちの描く絵画世界に染まっていくのだったが……。ライトノベル作家としてデビュー後、2020年に「文藝賞」を受賞し、純文学作家としても注目を集める著者の、待望の受賞後第1作。
【著者プロフィール】
1987年、兵庫県生まれ。2020年、マライヤ・ムー名義で今井三太郎との共著『裏切られた盗賊、怪盗魔王になって世界を掌握する』でデビュー。同年に『水と礫』で「第57回文藝賞」を受賞。同作は2021年に「第31回三島由紀夫賞」候補となった。
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