『レペゼン母』(宇野碧) 講談社
 発売:2022年08月10日 価格:1,540円(税込)

山間の町で梅農園を営む64歳の深見明子。女手ひとつで育て上げた一人息子の雄大は、2度の離婚に借金まみれ。いまは3年前に家を飛び出した雄大が置いて出た嫁の沙羅と穏やかに暮らしている。そんな時、沙羅を通じて「ラップバトル」の存在を知り、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することも知った明子。「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」と、明子はマイクを握り立ち上がる。――前代未聞のラップバトル小説登場!

【著者プロフィール】

1983年、神戸生まれ。2022年、本作で「第16回小説現代長編新人賞」を受賞しデビュー。

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