『琥珀の夏』(辻村深月) 文藝春秋
 発売:2021年06月09日 価格:1,980円(税込)

新作刊行のたびに話題を呼ぶ人気作家・辻村深月の最新刊は、2019~2020年に山梨日日新聞紙上で大好評を博した連載の、待望の書籍化。カルトとの批判も受けた〈ミライの学校〉という閉鎖された社会で育った少女と、少女時代にそこでひと夏を過ごした女性弁護士・法子の交流と成長を描くミステリー。閉ざされた記憶の扉の奥に隠されていたものは?

【著者プロフィール】

1980年山梨県出身。2004年に「第31回メフィスト賞」の受賞作『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。2度の候補を経て、2012年には『鍵のない夢を見る』で「第147回直木三十五賞」を受賞。近著に『傲慢と善良』。また2019年には『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本を務め、自らノベライズも発表した。

(Visited 157 times, 1 visits today)