『時計泥棒と悪人たち』(夕木春央) 講談社
 発売:2023年04月26日 価格:2,365円(税込)

油絵画家の井口が、泥棒に転職した蓮野に相談を持ち込んだ。以前井口の父が美術収集家の加右衛門氏に譲ったオランダ王族由縁の置時計が贋物であり、加右衛門氏が私立美術館の造設を進めているという。美術館に時計が展示されれば、加右衛門氏は大恥を晒す。井口は蓮野とともに、美術館に潜入して本物の時計との交換を試みるがーー(「加右衛門氏の美術館」より)。デビュー作『絞首商會』、続く『サーカスから来た執達吏』にも繋がる、全6編収録の連作短編集。

【著者プロフィール】

1993年生まれ。2019年に「絞首商会の後継人」で「第60回メフィスト賞」を受賞し、改題の上『絞首商會』でデビュー。昨年刊行した『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」を受賞。その他の著書に『サーカスから来た執達吏』がある。

(Visited 249 times, 1 visits today)