『マザー/コンプレックス』(水生大海) 小学館
 発売:2023年06月06日 価格:803円(税込)

痴漢行為を咎められ、逃げようとして地下鉄に轢かれ死んだ自慢の息子の冤罪を信じる蜂須賀恵理子。長く悩まされてきた痴漢を捕まえた高校生の娘の身辺を、記者が嗅ぎ回っていることに苛立つ夏川美夏。長い不妊治療を経てようやく子供を授かった矢先に、夫が痴漢で逮捕され、義母に責められ夫には逆ギレされ途方に暮れる高奈琴絵。地下鉄で起きたある事件を発端に、歪み、崩壊していく三つの家族。そして、新たな悲劇が起こる――。暴走する母性の先に待ち受ける衝撃の結末とは?

【著者プロフィール】

大学卒業後、企業勤務などを経て漫画家として活動。その後、2008年に「罪人いずくにか」で「第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」優秀作を受賞し、翌2009年に改題の上『少女たちの羅針盤』でデビュー。同作は2011年に映画化もされている。主な著作に連続ドラマ化もされた「ランチ探偵」シリーズ、「招運来福! まねき猫事件ノート」シリーズ、「社労士のヒナコ」シリーズ、『かいぶつのまち』『消えない夏に僕らはいる』『冷たい手』『あなたが選ぶ結末は』、近著に『希望のカケラ 社労士のヒナコ』『女の敵には向かない職業』『お客さまのご要望は』などがある。

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