『日暮れのあと』(小池真理子) 文藝春秋
 発売:2023年06月09日 価格:1,815円(税込)

過ぎてみれば、全部、どうってことなかった。――日々老いを感じつつ山裾の町で暮らす絵本作家の雪代。ある日やってきた植木屋の青年に興味を惹かれ話をしてみると、彼が結婚を望む恋人は、還暦を過ぎた現役の風俗嬢だという――(「日暮れのあと」)。生と死、そして性を描き、人生を謳いあげる短編集。名手がつむぐ至高の7作。

【著者プロフィール】

1952年、東京都生まれ。1978年、エッセイ集『知的悪女のすすめ』で作家デビュー。1985年には小説作品『第三水曜日の情事』を発表。1989年に「妻の女友達」で「日本推理作家協会賞(短編部門)」、1996年『恋』で「第114回直木賞」、1998年『欲望』で「第5回島清恋愛文学賞」、2006年『虹の彼方』で「第19回柴田錬三郎賞」、2012年『無花果の森』で「第62回芸術選奨文部科学大臣賞」、2013年『沈黙のひと』で「第47回吉川英治文学賞」、2022年に「第25回日本ミステリー文学大賞」をそれぞれ受賞。近著に『アナベル・リイ』『月夜の森の梟』(エッセイ集)、『神よ憐れみたまえ』などがある。

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