『八月の御所グラウンド』(万城目学) 文藝春秋
 発売:2023年08月03日 価格:1,760円(税込)

都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。そして借金3万円のカタに、早朝の御所グラウンドで謎の草野球大会「たまひで杯」に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。じんわり優しく、少し切ない人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る2編を収録した、「ホルモー・シリーズ」以来16年ぶりとなる京都×青春感動作!

【著者プロフィール】

1976年、大阪府生まれ。2006年に『鴨川ホルモー』で「第4回ボイルドエッグズ新人賞」を受賞しデビュー。2007年に発表された続く第2作『鹿男あをによし』は翌2008年に連続ドラマ化された。2009年には『鴨川ホルモー』も映画化され、同年に刊行され後に映画化される『プリンセス・トヨトミ』で「咲くやこの花賞」を受賞。また2014年には『偉大なる、しゅららぼん』が映画化、2020年には『バベル九朔』が連続ドラマ化されている。その他の著書に『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』『パーマネント神喜劇』、近著に『あの子とQ』『ヒトコブラクダ層ぜっと』などがある。

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