『鳥がぼくらは祈り、』(島口大樹) 講談社
 発売:2021年07月09日 価格:1,540円(税込)

「第64回群像新人文学賞」受賞作品の書籍化。盛夏の煮えたぎるような暑さで有名な埼玉県・熊谷市を舞台に、ひとつの「死」と暴力団の抗争をきっかけに、隠し持ってきた「過去」で結ばれた4人の高校生の日常が思わぬ方向に動き出すさまを、審査を務めた松井理英子氏が「一人称内多元視点」と呼んだユニークな文体で描いた青春小説だ。

【著者プロフィール】

1998年、埼玉県生まれ。2021年、「第64回群像新人文学賞」を受賞。受賞作『鳥がぼくらは祈り、』を刊行。

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