『この銀盤を君と跳ぶ』(綾崎隼) KADOKAWA
 発売:2023年12月12日 価格:1,870円(税込)

2か月後にオリンピック開催を控えた、全日本フィギュアスケート選手権。この大会には日本女子フィギュアの歴史を変える選手2人が揃った。卓越したセンスと表現力を持つ完璧主義者・京本瑠璃。圧倒的身体能力でジャンプの限界を超越する雛森ひばり。波乱続きの競技人生を送る彼女たちをこの舞台に導いたのは、それぞれのパートナーだった。片や、運命が出会わせた師弟。片や、幼馴染みの選手同士。強く結びついた女性2人×2組がひとつの五輪出場権をかけてぶつかり合う。

【著者プロフィール】

1981年、新潟県出身。2009年に「夏恋時雨」で「第16回電撃小説大賞」選考委員奨励賞を受賞し、改題の上『蒼空時雨』で2010年にデビュー。同作からはじまる「花鳥風月」シリーズのほか、主な作品に「ノーブルチルドレン」シリーズ、「レッドスワンサーガ」、「君と時計と」シリーズ、「静鈴荘」シリーズなどシリーズ作品や、『命の後で咲いた花』『君を描けば嘘になる』『盤上に君はもういない』『死にたがりの君に贈る物語』、近著に『それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う』『ぼくらに嘘がひとつだけ』などがある。

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