『夜明けの花園』(恩田陸) 講談社
 発売:2024年01月31日 価格:1,815円(税込)

湿原に浮かぶ檻、と密やかに呼ばれていた全寮制の学園。ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、月夜に馳せる聖、そして水野理瀬の現在。理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う6編。『三月は深き紅の淵を』から27年にわたってファンを魅了し続けるゴシック・ミステリの金字塔、「理瀬」シリーズ初の短編集。

【著者プロフィール】

1964年、宮城県生まれ。1992年、前年の「第3回日本ファンタジーノベル大賞」最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年に『夜のピクニック』で「第26回吉川英治文学新人賞」と「第2回本屋大賞」、2006年には『ユージニア』で「第59回日本推理作家協会賞」、2007年には『中庭の出来事』で「第20回山本周五郎賞」をそれぞれ受賞。2017年に『蜜蜂と遠雷』で「第156回直木賞」と、2度めとなる「第14回本屋大賞」を受賞した。その他の作品に『スキマワラシ』『灰の劇場』『薔薇のなかの蛇』『愚かな薔薇』『月曜日は水玉の犬』(エッセイ集)、『なんとかしなくちゃ。 青雲編』『鈍色幻視行』『夜果つるところ』などがある。

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